歩む会 妙見演習林便り

歩む会の活動を掲示します。

2023年5月2日 歩む会どんこグループ活動記録

参加者16名

椎茸の収穫少ない、

 今日の作業、榾木に水掛け、果樹に活力剤・給水。鹿よけ網の補修、更に網だけでは心もとないので防止柵を作成して補強するが、中々進まない。チエンソーのチエンが外れ、修理にてこずる。

 昼食はA斑担当、平瀬さん提案のモヤシ入りすき焼き鍋、美味しく完食、他に椙村さんからパイナップル、キムチ漬け、他にせんべい、チョコレートなどの差し入れあった、彦由さんからは赤ワインとロゼワインの差し入れで乾杯

 今月から深谷さんが新会員となられた。

 果樹はなかなか育たなく、難しい。プラム1本枯れる一方で、枯れたと思っていた栗の樹が根元近くから新芽が出てきていた。

 6月の活動日は6日(第一火曜)料理担当B斑、ギョウザのリクエストがあった。

*写真担当・水本さん

 

(岡田 記)

 

 

2023年4月9日 歩む会総会

参加者:17名

 総会は北坂氏の司会で、谷村氏より活動報告、勝木氏より会計報告、等、全て承認、次いで役員の改選、従来通り、会長:岡田・企画広報:谷村・会計:勝木・妙見演習林管理:石井、勝木・どんこ G のリーダーは岡田と留任が承認された。

 歩む会の月1回の外部活動について提案を出してほしい、出来るだけ参加を要請。終了後、彦由氏差し入れのシャンパン2本で乾杯して開宴。

 懇親会に向けて作業開始。豚汁にポテト、ピザを焼く。演習林への途中でヤブカンゾウを摘んできて酢味噌和えを椙村さんが作り提供。歓談が続く。

 林内のコバノミツバツツジは例年より1週間ほど早く満開、今日はすでに落花し始めていた、カスミサクラ等も同様ちりはじめ、ウワミズサクラは満開、倉庫の片隅にシュンランが咲いていた。男性軍は垣根を作る。竹割に汗を流す、帰途坂道の途中に可憐なウグイスカグラのピンク色の花を見つける。

(岡田 記)

 

 

 

歩む会4月の行事 佐紀盾列古墳群の歌碑巡り(抜)

参加者:3名 

 昨年10月百舌鳥古墳群を巡った際、水本さんが参加され大仙陵古墳の西側にある磐之媛の万葉歌碑を前に犬養節で朗詠された。今年1月の妙見フィ-ルド山開きの際、歩む会行事として佐紀盾列古墳群の歌碑巡りのご提案を頂いた。歩む会行事で平成23年2月山の辺道の万葉歌碑巡りを水本さんにご案内頂いたことがある。

 週初の天予報では雨模様だったが、昨日NHK20.55の予報では午前・午後とも降雨確率は40%であり、NHKデ-タ予報では奈良市は10.00~18.00まで曇天だった。水本さんは詳細な資料を用意していただいた。

 近鉄大和西大寺駅10.00集合、駅前から北上し秋篠川を渡る。県道52と合流少し進むと第48代稱徳天皇(第46代孝謙天皇)高野陵。佐紀盾列古墳群の西群に属する佐紀高塚古墳は全長127mの前方後円墳宮内庁は稱徳(孝謙天皇高野陵に治定しているが、在位は孝謙天皇749~758,重祚して稱徳天皇764~770であり古墳築造の時期と異なる。

 県道52に戻り少し北上、右折し細い道を上がると第13代成務天皇狭城盾列池後陵がある。佐紀石塚山古墳は全長219mの前方後円墳、佐紀陵山古墳は全長207mの前方後円墳奈良時代歌人・笠郎女は大伴家持に29首の歌を贈ったとされるが、その内の一首を御陵前で水本さんが朗詠

 君に恋ひ いたもすべなみ 平城山の 小松が下に 立ち嘆くかも    巻四-593笠郎女  

 宮内庁畝傍陵墓監区佐紀部事務所横から細い地道を進む、八幡神社・史跡瓢箪山古墳(全長96mの前方後円墳)・猫塚古墳(全長120m・前方後円墳)・佐紀町墓地・塩塚古墳(全長113m・前方後円墳)を過ぎ右折東進、オセ山(マラ塚)古墳(全長65m・前方後円墳)を過ぎると県道751(木津平城線=歌姫街道)と合流。

 歌姫峠近くの添御縣坐神社(ソウノミアガタニイマスジンジャ)で小休止。神社の存在は奈良時代前半の古文書にも記されている。歌姫の地は木津川水系と大和川水系に分かれる「水分」の地、また、大和国山城国の境界にある地理的に重要な地だった。祭神は「建速須佐之男命」「櫛稲田姫命」「武乳速命」の3柱。境内には菅原道真長屋王の2人の歌碑があり水本さんが朗詠

 このたびは 幣も取りあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに       菅原道真

 佐保過ぎて 奈良のたむけに 置く幣は 妹を目離れず 相見しめとそ  巻三・300長屋王

 県道751を南下、途中で左折東進、八上池南から右折南下。さらに左折すると水上池畔に出る。平成17年1月水鳥を観察した場所。池畔の遊歩道を北上、オオバンが遊泳。ほどなく仁徳天皇皇后磐之媛命平城坂上陵。ヒシャゲ古墳は全長219mの前方後円墳。昼食休憩。磐之媛命は葛城襲津彦の娘で武内宿禰の孫にあたり皇族以外の身分から皇后になった先例とされる。

 前方部の拝所前から右折し南下、コナベ古墳は全長204mの前方後円墳。小奈辺陵墓参考地として宮内庁が管理しているが被葬者は不明。墳丘の裾は崩れないよう蛇篭を使った護岸工事がされていた。前方部を左折ウワナベ古墳(陵墓参考地・全長255mの前方後円墳)の間に航空自衛隊奈良基地があり、ここを右折し県道104を南下。海龍王寺がある、伝承では天平3年(731)光明皇后の発願で建立されたとされる。突き当りを右折西進。法華寺聖武天皇光明皇后の発願で建立された総国分尼寺。皇后の父の藤原不比等の邸宅跡に建つ。

 ここから南下。平城宮跡の南東部から宮跡に入る。東院庭園は昭和42年に庭園遺跡が発見され、平成10年に復元された。稱徳天皇は東院玉殿を建て宴会や儀式を催した。観光ボランティアの説明がある。発掘調査で採取した植物遺体から樹木を推定し植栽された。中央建物・北東建物・隅楼などの説明があった。

 発掘調査で出土した柱根・鳳凰文鬼瓦・三彩丸瓦・緑釉平瓦などが展示。大極門前を通り西進、北に第一次大極殿、南に朱雀門を眺める。奈文研平城宮蹟資料館前を北上、左折し県道104(谷田奈良線)を西進。近鉄大和郡山駅14.30着。記録については水本さんの資料を借用しました。

(北坂 記)

 

 

歩む会3月の行事「北摂山系でフクジュソウ観察会 (抄)」

R05.03.08 岡田・勝木・北坂・椙村・谷村・平瀬

 

 平成26年3月以来のフクジュソウ観察会。JR高槻市集合9.20,本日の参加者6名、快晴で気温も高い。中畑行きバス乗り場では平成30年の台風21号の影響で出灰川沿いの中・上流辺りと川久保渓谷が通行止めの地図があり、急遽予定変更の打合せ。出灰川中流からポンポン山、フクジュソウ観察後戻りポンポン山から東海自然歩道を通り本山寺・神峰山寺へ下山と変更。

 乗車したバスは満員だった。府道6号線(枚方亀岡線)を芥川沿いに北上、原大橋を過ぎ山間部に入ると台風21号の倒木跡は今もはげ山の状態。平成31年3月台風の爪痕を探ろうと出灰の林道流谷線から芥川沿いを下り、摂津峡から塚脇停留所まで歩いたことがある。

 10.06・標高275m。此処で芥川は田能川と出灰川に分かれる。我々は出灰川に沿って北上。せせらぎの里(今城文化民芸館)を過ぎると左斜面の崩落地があり工事中だった。船宮神社を過ぎ橋が見える。中畑2km.出灰バス停2km・ポンポン山1.6kmの道標がある。本来なら1.5km弱先の大原野森林公園からの予定だったが、今回は出灰登山口から登山開始とする。

 鬼語条(オゴンジョ)橋を渡る。突き当りを右に上ると直ぐ、尸陀寺(シダジ)跡がある、室町時代中期の一休禅師が開創した草庵(尸陀寺)跡と伝承。

 登山道はよく整備されており、道標も多くある。所々ヤブツバキが咲いている。尾根道549m地点になると傾斜も緩む。ポンポン山山頂(679m)直前(100m)の西尾根分岐の広場で昼食。西尾根を下る、594m地点のリョウブの丘から大原野森林公園が広がる。大原野森林公園は「自然そのものが公園施設」を基本テ-マに自然の地形を残し、必要最低限の整備を行った約134haの都市公園

 里山希少種の残る谷一帯では、地元で立ち入り制限や防鹿ネットが設けられている。リョウブの丘から少し下ると森林公園保護区域の説明板があり、竈ケ谷方面に下るとフクジュソウの群生地がある。2/04から3/19まで開園中。監視員が居られ保護区域への入山には事前の立ち入り届書が必要だと入口で参加者の住所氏名を記入を求められた。

 フクジュソウは花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引する虫媒花。太陽光に応じて花は開くが、本日は快晴であり、あちこちに咲いている。入口に戻り山道を下り竈ケ谷に合流、上流に向かえば西尾根に戻りポンポン山、対岸は東尾根から大原野公園、下流は竈ケ谷沿いの下山道。茲許好天が続き水量も少ない。竈ケ谷を下る何ヶ所か左右に渡渉場所があり飛び石伝いに渡る。所々に番号が書かれた道標がある。

西尾根からの下山道と出灰川と合流、一の橋を渡り坂道を上がると大原野森林公園事務所2.50-30 標高399m。事務所に貼られているバスの時間を調べるが高槻市方面へ中畑停留所は時間に間に合わないので京都方面への南春日町に向かう。事務所から坂道を下ると直ぐ府道733(柚原向日線)と合流、対面に小塩山への登山口がある。嘗て何度か上った場所。府道733は緩やかな上り道となる、時折自動車が通る。出灰川の支流が流れる。

 436m地点で南側(右側)から東海自然歩道が合流、前方に逢坂峠の標識がある。左側に金蔵寺無縁塚がある。東海自然歩道は平成元年2月19日、摂津峡からポンポン山を通り嵐山まで歩いた際歩いたことがある。左折し無縁塚から小塩山山腹の東海自然歩道を下る、道は整備されているが道幅は狭い。石垣が現れ金蔵寺に着く。標高345m小休止。小塩山への登山口でもある。参道を下ると府道733(柚原向日線)と合流。道標に従い東海自然歩道を下る、府道をショ-トカット。府道と合流、ここから府道を歩く、時折自動車が通るがなだらかな下り道。不動明王・福来寺を過ぎ大原野石作町の住人から交通量の多い府道を避け近道を教えて頂く。

長峰停留所のバス時刻が違い、南春日に向かい北上、高速道路を潜り、花の寺への分岐と別れる。住人に南春日のバス停を訪ねると前方に見えるNTTのアンテナ前だと聞きホッとする。樫本神社前を通ると直ぐバス停17.22着標高101m。阪急バスの発車迄4分の余裕がある。阪急東向日駅・JR向日町行きに乗車、東向日駅で解散。

 本日の行程を通じ、岡田・勝木さんから付近の歴史や道路案内など解説戴いた。

 

本日の行程

(北坂 記)

 



 

 

2023年3月7日 第21回歩む会どんこの会

16名参加

 本日の作業は、前回椎茸菌が不足で残した榾木5本ほどに菌打ち、余った菌を、前々年の榾木の質の良いのに追加して菌を打つ、前回菌打ちした榾木と以前からの榾木に水の噴霧。椎茸菌今回は裕次郎という品種、きっと足のすらりとした魅力的な椎茸が出来るであろう!?

果樹に活力剤ハイポネックスを根本にかけて、春の芽吹きに備える。

 昼食は細田さん椙村さん指導の下にバラ寿司粕汁を作られた。いずれも美味しく、中井さんのワインの差し入れで乾杯。

昼食の後、植月さん松尾さんのオカリナ演奏、彦由さんのハーモニカ演奏による、皆で「さくら」など合唱し楽しい一時を過ごす。皆さん多才である。


 4月の予定について話し合う、4日の定例活動日はミツマタエドヒガン桜 の観察会をする。9日は歩む会総会に出ることになりました(場所は妙見フイルド)。参加お願いします。参加時にはマイカップ、水の持参お願いします、

*歩む会総会時に年会費千円徴収します。

*記録写真撮影水本さん

(岡田 記)

 

 

歩む会4月の行事予定 補遺

歩む会2023年度総会を4月9日午前10時から妙見演習林で開催します。

しばらくご無沙汰の方も出席頂ければ歓迎です。 

前日夕方のNHK大阪府の降雨確率50%い所の場合、23日に延期します。

 

   

 

歩む会4月~5月の行事予定

歩む会の皆さん4月~5月の予定をお知らせします。

〔3月〕

 1)歩むサークル:4月4日(火)17:00~;月々の行事予定を話し合っています。どうぞ、お気軽にご参加くださ

    <場所> 堂島アバンザ地下1階「ホーリーズカフェ」(地上階淳久堂書店

℡;06-6347-7880

2)妙見演習林活動: 4月4日(火)、9日(日)、23日(日)

             前夕NHK20:55台の天気予報大阪降雨確率50%以上の場合は中止   

     <持物> 雨具、昼弁当、嗜好品等、ハイクスタイルで。

     <幹事> 勝木昭次 090-9613-9362 石井克幸 080-1498-6352

          岡田 弘 080-3830-0570 

3)佐紀盾列古墳群の歌碑巡り4月6日(木)

   前夕NHK20:55台の天気予報奈良県北部の降雨確率50%以上の場合は中止

  あをによし ならのみやこは さくはなの にほふがごとく いまさかりなり (万葉集巻3・328)、

  奈良市北西部に位置する佐紀山の山裾を縫うように延びる佐紀路。周辺はかつて平城京の中心として栄えた地で、数多くの寺院や古墳、万葉歌碑が散在する。

歩む会では冬の水鳥観察や、復元中の平城宮跡をたびたび訪ねてきたが、今回は歌碑をつうじて万葉の時代を感じてみませんか。

     <集合> 近鉄大和西大寺駅改札口付近10時

     <持物> 雨具、昼弁当、嗜好品等、ハイクスタイルで。

     <幹事> 水本 洋 072-772-1879 北坂正晃 072-286-3263

      当日参照する資料(地図万葉)をここからダウンロード、印刷してお持ちください。

 

〔5月予定〕

 1)歩むサークル: 5月2日(火)17:00~ 

    <場所> 堂島アバンザ地下1階「ホーリーズカフェ」℡;06-6347-7880

 2)妙見演習林活動: 5月2日(火)、14日(日)、28日(日)

 3)観察会:計画中。