歩む会 妙見演習林便り

歩む会の活動を掲示します。

2023年11月26日妙見演習林作業

参加者:5名

 記録者を除きいつものメンバーで倒木の始末。何度か続いた豪雨で斜面の土砂が流され、根本が露出して倒れ掛かった3本の檜?が並んでずっと先の木の枝に寄りかかっている。真ん中の1本は既に切り倒され、始末が付いている。残りの2本とも大きな木であり簡単には取り除けないので先の例に倣い根元から切断して引きずりおろすことになった。

 先ず1本。幹の八分目ほどまで鋸を入れ、それ以上切り進と切断端が反動で跳ね上がり、作業者に危険と考えられ、他の4名が断端に近い幹にロープを架け2組が左右に分かれて引き、予防する。切り口の残りに鋸を入れると幹の断端は根元まで引きずり降ろされた。

 樹冠部分は寄りかかった他の樹の枝に妨げられて落下できず、遥か頭上に浮いている。ロープ組が谷に向かって引きずり降ろそうとするも重くて動かない。断端は地面に食い込み曳航に抵抗する。

 そこで、断端から4m程のところで切り落とし、前退した新しい端にロープを架け引き下ろした。同様の作業を繰り返し樹冠部も引き下ろした。残りの1本も同様の作業で地面に降ろし、幹を運びやすい程度に短く切りそろえた。

 次からはこれらを炉辺に運びやすいサイズに切り分け燃料として使えるように裁断する。

(谷村 記)