歩む会 妙見演習林便り

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歩む会3月の行事「北摂山系探訪シリーズ・出灰~摂津峡を巡る」記録

歩む会3月の行事北摂山系探訪シリーズ・出灰~摂津峡を巡る」記録が届きました。

 JR高槻駅で全員合流。市営バス9.34発中畑回転場行きに乗車満員。原大橋を過ぎ山間部に入ると山腹の倒木が目立つ。出灰(イズリハ)で下車、Oさんの案内で出灰川沿いに進む、すぐ支流の川沿いの小道を左折、素戔嗚神社に着く。

  本殿前の灯篭は元禄時代のもので、神木のカツラの樹齢300年と言われているが途中から折れている、周囲を6~7本の古木が取り巻いている。高槻市の保存木だが、昭和33年に此処樫田地区が京都府から高槻市編入されるまで京都府の天然記念物だったそうだ。

林道流谷線は嘗て薄暗い谷間だったそうだが急峻な斜面は昨年の台風21号により、杉林は皆倒木となり現在は上空が拡がる。この林道は高槻市の管理だから倒木は取り除かれているが、山林は個人所有林であり手入れは進んでいない。

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 出灰川の対岸は京都府であり府境となっている。府道6号線(枚方亀岡線)に戻る、標高275m、出灰川と田能川が合流し芥川となる。気温は7℃で風は冷たい、芥川沿いに南下、右岸の斜面は倒木で覆われている。シカが4頭対岸の斜面を駆け上がっていく。採石場、養魚場・原大橋を過ぎ原地区にある大阪府どぶろく特区に認定されている「畑中農園惣介蔵」に立ち寄るが日曜日のみの営業で、今年の新酒も来週にならないと出来上がらないと言われ諦める。

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 神峰山口から芥川右岸を南下、川岸の枝にとまるにカワセミジョウビタキセグロセキレイコサギを観察。芥川ではマス釣りを楽しむ人達が多い。

 東海自然歩道に合流、芥川山城の上の口登山口から摂津峡大橋を渡り、慶住院から摂津峡を下る。摂津峡は芥川が芥川山城の三好山と中堂山の間を流れる渓谷で夫婦岩・八畳岩・行者岩の奇岩や断崖がある。山口誓子の句碑「流蛍の自力で水を離れ飛ぶ」を過ぎると山水館に通じる車道になる。桜広場から塚脇バス停、15.30着標高は40m弱で本日は概ね下り道。バス15.50に乗車、JR高槻駅で解散。

 (KT記)
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