R04.06.11 参加者2名(宿泊)
コロナ禍で令和元年6月以来3年振りの妙見フィ-ルド夜の観察会。午後5時30分集合。昨日の天気予報では夕刻から回復予報だったが小雨が降りやまない。モリアオガエルの産卵に絶好かと思われたが残念ながら産卵は観察できなかった。今年は過去に比べても樹上の卵塊は少ない。
当初トンボ池でホタルを鑑賞する予定だったが雨が降りやまないためホタル観賞は中止。外の炉前での夕食も諦め、ツリ-ハウス内で夕食。19時頃から暗くなった林内からモリアオガエルの鳴き声が聞こえ始める。
下の水溜りの樹上に3匹のモリアオガエルが現れる。うち1匹のモリアオガエルが他の1匹に抱き着くが、嫌がって逃げる。上の水溜りの樹上からもモリアオガエルの鳴き声が聞こえる。上の水溜りの樹上に2匹のモリアオガエルが現れる。
今夜は来られなかったが明日の例会には参加される人たちに見せようと捕獲し容器に保管、容器の上に金網で塞ぐ。雨も止む。下の水溜りの樹上を見ると新たに2匹が現れてきた。上の水溜りの樹上にも新たに3匹のモリアオガエルが現れたが何れも腹の大きなメスは出て来ない。
2時間ほど林内をウロウロするが今夜の産卵は観察できなかった、ツリ-ハウスで3年振りの宿泊。未明3時頃、上下の水溜りの樹上を探すがモリアオガエルは住処に帰ったか居なかった。
R04.06.12 参加者6名
5時40分起床、天候は快晴、林内の新緑と爽やかな冷気で気持ちが良い。
昨夜捕獲していたモリアオガエルが僅かな隙間から脱走しており行方不明、残念。
林内を散策、窯跡・ツリ-ハウス裏側高圧線との境のシカ除防護ネット、ササユリ・ホタルブクロが咲いている。榾木にはシイタケは生えていない。フィールドの外側の道を歩き、防護ネットを確認。不備部分個所が増えている。今朝からの強風は収まる。
10時本日の例会4名来林、合計6人。林内の枯れ木・枝の整理。防護ネットの補修など三々五々活動。平成26年7月カシノナガキクイムシが侵入し、シートを被せたコナラの足元に胴体の無くなったノコギリクワガタが5匹落ちていた。その内の1匹は生きていて歩いていたのには驚いた。鳥(カラス?)の仕業だそうだ。小鳥の餌(ヒマワリの種)補充。モンキチョウが飛来。
昼食後歓談、木陰を通る風は清々しい。
(KT 記)