歩む会 妙見演習林便り

歩む会の活動を掲示します。

天王寺七坂巡りと歴史散策

 3月一杯で歩む会のホームページを開いているゲオシティーズがサービスを停止するため、本ブログを利用して続けることとする。それまでは両者に掲載している。今月はその試み。

天王寺七坂巡りと歴史散策
2019年2月13日


 大阪メトロ谷町九丁目1030分スタ-ト。西南角にある大阪の融通(ゆうずう)さん「藤次寺(とうじじ)」に参詣。本尊は弘法大師作の「如意宝珠融通尊」で1150年前の弘仁年間、藤原冬嗣公の発願によりその甥の任端上人が開山した真言宗の古刹である。創建以来代々の藤原氏一門の氏寺として栄えた。特に九条家とは関係深い。


 七坂最初の真言坂は生憎石畳の修理中で通行止めの為迂回し、生國魂(いくくにたま)神社(いくたまさん)に参詣。創建は社伝では神武東征時期だが史料では日本書紀孝徳天皇即位前紀にも載っている。境内に「上方落語の始祖」米澤彦八の碑があり、毎年9月第1土日に「彦八まつり」が行われ落語家による屋台や出し物で賑わう。境内に皇大神宮住吉神社・城方向八幡宮・鞴神社・浄瑠璃神社など11社がある。天王寺生まれの織田作之助井原西鶴像もある・・・
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西鶴の像

 短い愛染坂を下り左折、清光院清水寺に至る短い清水坂を上がる。振り返ると高台から町並みを眺めることができる。通用口から墓地を通り境内へ入る。境内東側の崖から流れ出る玉出の滝は市内唯一の滝で行場でもある・・・

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玉出の滝

四天王寺庚申堂は日本最初の庚申尊出現の地で、本尊は青面金剛童子大宝元年(701)出現し除災無病の霊験を示された。天王寺駅で解散15.00好天に恵まれ、新しい発見もあり楽しく歩き無事終了。
 (KT記)
詳細はこちら:https://yahoo.jp/box/Sst8qP